AppleScriptについて

スポンサーリンク

AppleScriptって何?

MacOS上で利用できるマクロ言語の一種で、アプリケーション等のプロセスにAppleEventを送ることにより自動操作ができます。

例えば何ができるの?

アプリケーションの起動、ボタン操作、メニュー操作、ターミナルでのUNIXコマンド等のユーザ操作をエミュレートして自動操作する事や、それらの操作を制御文で繰り返したり場合分けしたりして処理出来ます。

どうやって使うの?

MacOSXに始めから入っている「Scriptエディタ」にコードを記載して、実行ボタンを押せばすぐ動作します。
もとから入っているものなので、自由にアプリをインストールできない職場や学校などの環境でも手軽に自動処理が使えます。

JavaScriptも選べるけど?

OSX10.10のスクリプトエディタからは、JavaScriptも使用できるようになりました。
そちらの方が良いと思う人はJavaScriptで良いと思います。
OSX10.9以前でも動かしたい場合は、AppleScriptで書いた方がよいです。
自分にあったものを使いましょう。

補助装置がどうこうってエラーがでるんだけど…

GUI Scriptingという操作方法を使う時は、補助装置にアクセスを許可しないとエラーになります。
許可する設定方法は[システム環境設定]-[セキュリティとプライバシー]を開いて、以降は実行するOSのバージョンによって以下のように異なります。

< OSX10.8以前のOSの場合 >

[補助装置にアクセスできるようにする]チェックボックスにチェックを入れる

< OSX10.9以降のOSの場合 >

[プライバシー]-[アクセシビリティ]のリストにスクリプトエディタもしくはアプリケーションとして保存したスクリプトを登録してチェックを入れる