[AppleScript] テキストボックス付きのダイアログを表示

ユーザーに入力を求める際に使用するテキストボックス付きのダイアログの表示です。

ファイル名を変更する際に名前の入力を求めたり、画像をリサイズする際に変更後のサイズの入力を求めたり、とにかくユーザーの自由度が高い入力を使用したい場合に使います。

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テキストボックス付きのダイアログを表示

-- テキストボックス付きのダイアログを表示
display dialog "ここにメッセージを入力" default button 2 default answer "テキストボックスの初期値"
set tmpText to result
set rText to text returned of tmpText

説明

最初の「display dialog 」がダイアログの表示です。

「このメッセージを変更」となっている部分はダイアログに表示されるメッセージなので、自由に変えてください。

例えば「連番開始番号を入力してください。」とかです。

「 default button 」の部分は、どのボタンに最初にフォーカスが当たっているかになります。

「1」が[キャンセル]ボタンで「2」が[OK]ボタンです。

上記では「2」としているので[OK]ボタンにフォーカスが当たった状態でダイアログが起動します。

フォーカスが当たってるとキーボードの<return>キーで実行できます。

「 default answer “テキストボックスの初期値”」の部分がある事でテキストボックス付きになります。

これが無いとただのメッセージダイアログになります。

「テキストボックスの初期値」の部分はテキスト入力エリアに最初から入っている文字列になります。

自由に変更して問題ありません。

ちなみに「””」のように空にするとテキスト入力エリアに文字列が入っていない空の状態で起動します。

続いて、「set tmpText to result」の部分は、変数「tmpText」にダイアログを操作した情報を格納します。

そして「set rText to text returned of tmpText」で変数「rText」に入力された文字の情報を格納します。

これで変数「rText」に文字列が入ったので、その後の処理に使えます。